日本のシンドラー杉原千畝ゆかりの地 カウナスの杉原記念館へ

バルト三国・北欧

カウナスはリトアニア第2の都市ですが、いまいちマイナーですね。
そのためカウナスの名前を知っている人はほとんどいないと思いますが、
杉原千畝の名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
戦時中、ナチス・ドイツから逃れようとする多くのユダヤ人に日本の通過ビザを発給した話は有名で、
日本のシンドラーともいわれています。
この話の舞台になったのが、ここカウナスなんです。

当時、杉原千畝が執務していた領事館は、現在では杉原記念館となっています。
杉原記念館はちょっとした高台にあって、階段を上っていく必要があります。
その階段は2ヶ所あって、バスターミナルの北側の道を東に突き当りまで行ったところと、
カウナスモスク近くの道を東に行ったところにあります。

この階段を上がったところで、地元の人が杉原記念館への道を教えてくれました。

入り口は建物の左側に回ったところにあります。
営業時間は10:00~17:00 (土、日は11:00~16:00)
入館料は3ユーロくらいでした。
私たちが行った時はちょうど他に見学者がおらず、スタッフの方の説明を聞きながらゆっくり見て回ることができました。

命のビザの話はその後、唐沢寿明さんが杉原千畝役、小雪さんが奥様の幸子役で映画になりました。
ロケ自体はポーランドで行われたみたいですが、カウナスにも足を運ばれたようです。